万が一の事態に備える!消防設備点検とは?

消防設備工事・電気工事・消防設備点検およびメンテナンス業務などを行う、株式会社オーイーディーのブログ担当堤です。今回のテーマは『万が一の事態に備える!消防設備点検とは?』についてです。
当社で行っている消防設備点検、具体的にどのようなものを点検しているのかご存知でしょうか?

消防設備

火災が発生した際に人命や財産を守るために必要な消防設備。主に、以下の用途に分けられます。
・消火に関するもの
・火災の発生を知らせるもの
・安全な避難に必要なもの
これらの消防設備について、今回は具体的にどのような点検をするのかを解説します。

消化設備

【消火器】

消火器は、火災発生時に初期消火を行う非常に重要な設備です。
消火器の点検では、
・圧力計の確認
・薬剤の状態
・使用期限
・設置場所が適切かどうか

といった点をチェックします。

大きな火災に発展しないために、消火器は大変重要な設備です。
いざという時に確実・安全に使用できるよう、点検をしています。

【スプリンクラー設備】

スプリンクラーは火災を検知して自動的に水を噴射する設備です。
消防設備士はスプリンクラーの動作確認、ノズルの清掃、配管の点検などを行います。
詰まりや故障がないかをチェックし、正常に作動することを確認します。

【消火栓設備】

消火栓は消火活動に使用される設備で、放水する際の水源となっています。
・消火栓の開閉テスト
・ホースやノズルの状態確認
・水圧の確認
といったチェックを行います。

警報設備

【火災報知機】

火災報知機は煙や熱を感知して火災を警告するための設備です。

・火災報知機が正しく動作するか
・設置位置が適切か
・警報音が十分に聞こえるか
といった点を確認します。

【非常警報設備】

非常警報設備は、火災や災害時に避難を促すために、警告音を発する設備です。
火災報知器同様、警報装置の正しく動作するか、音が十分に届くかを確認します。

避難設備

【避難誘導灯、非常口など】

避難誘導灯や非常口の点検も消防設備士の仕事です。
火災時に迅速に避難できるよう、誘導灯が点灯しているかの確認、
非常口の開放状態、出口の障害物チェックを行います。

その他の設備 

【防火戸・防火シャッター】
防火戸や防火シャッターは火災時に火の拡大を防ぐために設置されている設備です。
防火シャッターの開閉確認や、障害物がないかをチェックします。

火災の被害を最小限にとどめるために

私たちが行っている消防設備点検は、火災が発生した際に人命や財産を守るため、設備がしっかりと機能するかを確認する重要な作業です。

私たちは、「火災を未然に防ぎ」「初期段階で火災を消火し」「安全に避難する」ために、日々丁寧に点検作業を行っています。
消防設備士の仕事は、人命を守るという重要な使命があります。
ぜひ興味を持っていただけた方のエントリーをお待ちしております!

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