未経験から防災のプロへ!人々の暮らしを支える防災管理点検の仕事とは?

消防設備工事・電気工事・消防設備点検およびメンテナンス業務などを行う、株式会社オーイーディーのブログ担当堤です。
今回のテーマは『未経験から防災のプロへ!人々の暮らしを支える防災管理点検の仕事とは?』についてです。

オーディーイーでは消防設備の施工・保守点検に加えて、「防災管理点検」という重要な業務にも取り組んでいます。地震などの災害に備え、人命と財産を守ることを目的としたこの防災管理点検の業務は、社会を支える大切な役割を担っています。今回は、この「防災管理点検」という仕事についてご紹介したいと思います。

防災管理点検の対象と目的とは?

防災管理点検とは、地震などによる災害の影響を最小限に抑えるために、大規模建築物に対して実施される点検です。病院やホテル、大型商業施設、飲食店など、多くの人が利用する延べ面積が1万㎡以上の特定用途建築物には、「防災管理者」の選任と届出、および防災管理計画の作成と防災管理点検が義務となります。万が一の災害時に備え、日常的な管理が適切に行われているかを専門技術者がチェックするもので、消防法に基づいた制度です。

人が多く集まる施設では、火災や地震時に避難誘導や初期消火がスムーズに行われなければ、大きな事故につながる可能性があります。

そのため、建物の管理者は日頃から防災対策を徹底し、法律に基づいた点検や訓練を実施することが求められています。
私たちの仕事は、こうした建物において法令通りの管理がなされているかを点検し、必要があれば改善指導を行うことです。
日々多くの人々が利用する施設だからこそ、小さな見落としが大きな損害に直結することもあります。だからこそ、点検一つひとつに責任が伴います。

多岐に渡る点検項目

防災管理点検では、点検項目が非常に多岐に渡ります。

代表的な内容としては以下のようなものがあります。

1.防災管理者が適切に選任・届出されているか
2.防災計画や訓練計画が作成されているか
3.自衛消防組織の設置・運用状況
4.避難階段や通路に障害物がないか
5.家具・什器の転倒・落下防止対策が施されているか
6.非常食や防災備蓄品が整っているか
7.実際に避難訓練や消火訓練が行われているか
このような内容を法令・基準に照らし合わせて点検し、記録に残すことが私たちの役目です。防災設備や安全管理に関する知識はもちろん、施設ごとの運用状況や構造を理解した上で柔軟に対応する力も求められます。

未経験でも人々の安心を支える人材に!

「防災点検」という言葉に難しそうなイメージを持つ方もいるかもしれません。また、人々の安全に関わる仕事ということで、未経験でも大丈夫?と不安に思う方もいらっしゃるのではないでしょうか。ですが、オーディーイーでは未経験からでも安心してスタートできる教育体制と資格取得支援制度を整えています。入社後は、先輩社員が同行してOJTで丁寧に指導いたします。また、消防設備士や防災管理点検資格者などの国家資格取得も会社としてサポートしています。現場での経験を積む中で、少しずつ知識が身につき、成長を実感できる職場です。

まとめ

防災管理点検は、人々の「当たり前の日常」を支える重要な業務です。「人の役に立ちたい」「社会貢献できる仕事がしたい」と考えている方には、まさにピッタリの分野です。災害はいつ起きるかわかりません。

だからこそ、普段から備えることの大切さを知っている私たちの存在が、万が一のときに人々の命を救う力になります。誰かの「安全で安心な毎日」を守る仕事に、あなたも挑戦してみませんか?オーディーイーでは、「人の安全と命を守る」という社会的意義のある仕事を志す皆さんからのエントリーを心からお待ちしています!

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