消防設備士が実際によく遭遇する設備の不具合とは?

消防設備工事・電気工事・消防設備点検およびメンテナンス業務などを行う、株式会社オーディーイーのブログ担当堤です。

今回のテーマは『消防設備士が実際によく遭遇する設備の不具合とは?』についてです。

消防設備は、普段目にしていても実際に作動させる機会が少ないため、不具合や劣化に気づきにくい設備です。
そのため、点検の現場では想定以上に多くの不具合が見つかることがあります。
今回は、消防設備士が実際の点検現場で特によく遭遇する代表的な不具合についてご紹介します。

誘導灯・非常灯のバッテリー劣化と電源不良

点検現場で比較的よく見られる不具合の一つが、誘導灯や非常灯のバッテリー劣化です。
誘導灯は普段点灯しているため問題がないように見えますが、停電時の非常点灯に切り替わった際に不具合が見つかることがあります。
特に設置から年数が経過している設備では、必要な場合で十分に点灯しないケースがあるため注意が必要です。
また、電源配線の不良や接触不良によって点灯しない場合もあり、外観だけでは判断できない点が特徴です。
火災時に避難経路を確実に示すための重要な設備であるため、定期的な点検が欠かせません。

自動火災報知設備の感知器不良と誤作動

次に多いのが、自動火災報知設備の感知器に関する不具合です。
煙感知器や熱感知器は、ホコリの蓄積や経年劣化により正常に作動しなかったり、誤作動を繰り返したりすることがあります。
特に厨房付近や湿気の多い場所では誤作動が起きやすく、設置環境によってトラブルの傾向が異なります。
また、古い設備では機器そのものの寿命によって交換が必要となる場合もあり、点検時に早期発見することが重要です。

消火器・防火設備の劣化と設置環境の問題

消火器は外見上問題がなくても、使用期限の経過、圧力低下、容器の腐食などにより、交換や整備が必要になることがあります。
使用期限の経過やサビによる腐食などが主な原因で、いざという時に使用できない状態になっているケースもよくあります。
また、点検現場では、防火扉や防火シャッターの周囲に物が置かれていたり、扉が固定されていたりするケースに気づくこともあります。
こうした状態は、火災時の避難や延焼防止に支障をきたすおそれがあります。

まとめ

消防設備は、設置されているだけでは安心できず、定期的な点検とメンテナンスによって初めて機能を維持できます。
現場では、誘導灯の不点灯、感知器の不具合、消火器の劣化、防火設備の障害など、さまざまな問題が見つかります。
消防設備士の仕事は、いざという時に消防設備が確実に機能するよう、日頃から点検・整備を行い、安全を支える重要な役割を担っています。
現在、オーディーイーでは、人々の安心・安全を支える消防設備士として、一緒に働く新しい仲間を募集しています。
未経験からでも挑戦できる環境を整えており、先輩のサポートを受けながら知識を学び、資格取得を目指すことができます。
専門技術を身につけながら、人々の安心・安全を支える、やりがいのある仕事に挑戦してみませんか。

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